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広島三育学院はこんな学校です|入学式の歓迎の言葉(在校生代表挨拶)

いよいよ新年度が始まり、本校では4月9日(火)に第48回入学式を行いました。
今年は数十年ぶりに中高合同で入学式を行い、在校生代表「歓迎の言葉」は高校研成会会長が、新入生代表の「決心の言葉」は中学1年生が行いました。

今回は入学式で高校3年生によって読まれた、高校生らしく本校の特徴が紹介されている在校生代表「歓迎の言葉」をご紹介いたします。

中高合同でおこなった第48回入学式

うららかな春の光が降り注ぎ、咲き誇る花々が私たちの新しい出会いを温かく見守ってくれる、そのような季節となりました。
新入生の皆さん、並びに保護者の皆様。ご入学おめでとうございます。在校生を代表し、皆さんをお迎えできることを大変嬉しく思います。

さて、新しい制服に身を包み、中学生・高校生としての第一歩を踏み出した皆さんは、どのような気持ちでこの丘を登ってこられたでしょうか。学校での学び、諸活動、人間関係など、これから始まるすべてのことに期待を膨らます一方、大きな不安もあるでしょう。

広島三育学院は、さまざまな面で特徴的な学校だと思います。大自然に囲まれ、寮で仲間と生活を共にし、日常的に神様と交わることができる環境はこの学校ならではの特徴です。
さらに、運動部や音楽活動を複数掛け持ちできるという特徴もあります。さまざまな活動を自由に選択できる一方で、規則や制約、寮生活という規則正しく生活しなければいけない環境に、不自由を感じる時もあるかもしれません。
しかし、その中でどのようにして自分のタラントを最大限に発揮するかは、皆さん次第です。

「置かれた場所で咲きなさい。」という言葉がありますが、この新しい環境でも皆さんには失敗を恐れずにたくさんのことにチャレンジしてほしいと思います。
そして、他人と競うのではなく、それぞれが神様に選ばれた特別なオンリーワンの存在であるということを覚えて、皆さんらしく歩んでください。

もちろん、ここでの生活がすべて準法雨満帆に進むわけではありません。問題にぶつかったとき、向かい風に逆らっているようで辛いこともあるでしょう。
しかし、皆さんが逆風を感じるとき、それは前進している証拠だということを忘れないでください。
そして、皆さんの隣に座っている仲間は、これから共に困難を乗り越え、喜ぶ時には共に喜び、泣く時は共に泣く大切な仲間となっていくことを覚えておいてください。

もちろん、困っていることがあれば上級生にも頼ってください。私たち在校生はいつでも皆さんのことをサポートする準備ができています。

最後になりますが、皆さんにはこの学校で、誰よりも私たちを支えてくれる神様と出会ってほしいと思います。神様との出会いは必ず皆sなんお人生を豊かなものに変えてくれるでしょう。

これから始まる学校生活が神様に祝福され、皆さんにとって輝かしいものとなるようにお祈りしつつ、歓迎の言葉といたします。

在校生代表
研成会会長
野口愛大