大学生と中高生が企画して、町のベトナム人技能実習生を招いた運動会を開催しました!
11/10(日)に広島市立大学の学生と本校の中高生が一緒に企画したイベントで、大和町内のベトナム人技能実習生を招いた運動交流会が開催されました。
…情報量が多すぎて、よくわかんないですよねw
なぜ、広島市立大学の大学生が中高生とイベントを企画したの?
なぜ、ベトナム人技能実習生を招いたイベントなの?
どんなイベントだったの?
詳しく紹介します!
キーワード"地域貢献"で繋がったご縁
広島三育学院は2023年度より「地域課題に対して行動できる人物」を目指し、地域課題に触れ、課題解決に励む活動「ソーシャルアントレプレナープロジェクト」(略:ソアン)を立ち上げ、地域貢献活動に取り組んでいます。2023年度は32のプロジェクトに取り組み、2024年度は100のプロジェクト達成を目指し活動しています。
活動範囲としては、主に学校のある大和町や三原市内が中心になっていて、お米農家さんやフルーツ農園、支援員さんなど多くの方々にご協力いただき生徒たちが学べる場所と機会をたくさん提供してくださっています。
大和町で活動する中で、口コミで「こんな学校があるよ」とご紹介いただける機会も増えていきました。
今回、イベントをご一緒させていただいた広島市立大学も国際学部国際学研究科の山根史博教授が地域学習に力を入れており、大和町のお米農家さんで活動をされいている1人でした。山根教授が大和町で活動をする中で、本校のソアンプロジェクトのことを知ってくださり、お声かけいただいたことが本イベントのきっかけです。
それぞれの得意分野を活かして地域に新しい価値を生み出していきたいですね、という話し合いが行われ、今回のイベントが立ち上がったのです。
大学生による事前講演会
広島市立大学では、2023年度まで「広島市立大学社会連携プロジェクト」を通して地域貢献の事業に取り組んでいます。
今回のイベント企画に関わってくれた学生たちは、「国際交流スポーツフェスタ」への参加やカンボジアで「運動会」を開催し、現地の子どもたちとの交流イベントを企画するなど、地域貢献活動や国際交流プログラムに積極的に参加しています。国際交流イベント等の運営した実績を通して、今回の企画をリードしてくれました。
元々学生たちがスポーツ好きということもあり、スポーツを通した国際交流のイベントにしたい、と企画が立ち上がり、広いグラウンドがあり地域交流を積極的に行っている広島三育学院でイベントを開催しよう、という流れになったのです。
イベント開催に先駆けて、10月20日(日)には本校の中高生を対象に講演会を開催してくれました。
大学でどのような学びをしているのか。なぜ、その学びをしたいと考えるようになったのか。そして、国際交流を通して学んだこと・感じたことなどをお話しいただきました。
大和町に住む外国人技能実習生
大和町には外国人技能実習生が工場勤務のため一定数暮らしています。
ソアンの活動を通して関わっている地域支援員の方に、この技能実習生の方々が職場と家の往復のみの生活をしており、地域での交流が無いことや大和町でも仕事場のことしか知らない、という現状を教えてくださり、ソアンではいつか交流イベントを開催したい、と考えていました。
そこで、今回の大学生たちが「国際交流」の実績を持っていると聞き、ぜひ外国人技能実習生との交流イベントを実施しましょう!という流れになりました。
テーマは積極性!「スポーツで新しい自分に出会う第一歩を!」
そして、ついにイベント当日を迎えました。イベントのテーマは「積極性」。
「言葉は通じなくても、スポーツを通して交流することができることを感じてほしい」という願いが込められたスポーツ交流イベントです。
当日は広島市立大学の学生が11名、大和町で働くベトナム人技能実習生が26名、そして広島三育学院の中学生が43名と、総勢80名近くの年齢も国籍も多種多様なメンバーが集まったイベントとなりました。
たくさんの「積極的」な姿が見られるイベントとなりました!