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ひよこの孵化に挑戦!「いのちの授業」第2弾 #地域密着 #地域支援員

広島三育学院では「ソアンプロジェクト」(ソアン)と題して地域貢献や職業体験などを通して「今までにない教育と体験を。地域と共にある学校を目指します」をテーマに様々な体験活動を提供しています。

地域支援員の方との連携事業

広島三育学院は広島県三原市大和町、という小さな町にある学校です。ソアンプロジェクトを立ち上げ地域の方々と共に活動に取り組んでいる中で、大和町で活動する地域支援員の石川氏にはプロジェクトに賛同いただき、様々な活動を連携させていただいています。

「いのちの授業」第1弾としては、アイガモ・アヒルの赤ちゃんを預かり育てました
育てたアイガモ・アヒルは、「合鴨農法」で稲を育てる地域の田んぼに放ちました

「いのちの授業」第2弾はひよこの孵化に挑戦!

中学生全校生徒対象に、命を育てる難しさを語っていただいた

第1弾で育てたアイガモ・アヒルは残念ながらお預かりした雛の半数が赤ちゃんの段階で死んでしまいました。元々、5割程度生き延びれば成功、と聞いてお預かりしたなかでも育てながら愛着が湧いた生徒たちは泣く泣く死んでしまった雛を地に埋めていました。
そして、自分たちの手で田んぼに見送ったアイガモ・アヒルたちも厳しい自然界で生き延びることができず、田んぼで野生動物にやられてしまったとの報告も。
改めて自然界の厳しさと命を育てることの難しさを実感することになりました。

真剣に話を聞く中学生たち

孵卵器の使い方講座

第2弾となる「いのちの授業」。今度は、有精卵を10個お預かりしました。卵を孵卵器で温めながら、孵化させることを目指します。孵卵器の使い方を教わり、温度や湿度の管理などを徹底することを学びました

有精卵と孵卵器をお預かりして一週間程度たち、卵にLEDライトをあて卵に神経が通っているかを確認する「検卵」をおこないました。半分以上となる7個くらいの卵に神経が確認でき、孵化の可能性があることを確認することができました!
孵化してきてくれるのか、楽しみです!

自発的に集まった育成係の生徒たちが検卵をしました。

広島三育学院は、ソアンプロジェクトを通して机上の学びでは体験することのできない学び・気づきを全て自発的に実施しています。

「語るべき体験を。」

ソアンプロジェクトを通して、「課題に対して自ら動くことのできる人材」の育成にチャレンジしていきます!