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卒業生interview:総合型・推薦選抜受験記録

総合型選抜入試や公募制推薦、指定校推薦など数ある選抜方法を経て合格した卒業生に、どのような選抜方法を選び、どのような試験を受け、それに対してどのような準備をしたか、その受験の記録を聞き出しました。
総合型や公募制など、よく耳にするけどよくわからない!という方の参考になったら幸いです。

【総合型選抜】講義を受けて、プレゼンをする

 私は理学療法士になることを目指し、地元の医療系大学に進学しました。総合型選抜受験ができる大学だったので先生と相談して総合型受験を選びました。
 「脳性麻痺の症状と生活支援」というテーマの講義を受講して、その内容に関する筆記テストを受けるという試験に始まり、「高校時代に頑張ったこと及び大学生活での期待」というテーマでのプレゼン課題と面接という試験内容でした。
 講義を聞きながらメモをするという習慣は日頃の集会や授業などで意識的に取り組み、プレゼンは事前に準備ができるものだったので、先生と一緒に準備をすることができました。

23年度卒業生 河野真帆さん


【指定校推薦入試】グループ面接

 私は広島三育学院高校を知った時からこの大学に指定校推薦があることを知っていました。過去の先輩たちの受験記録をなん度も読み、どのような傾向があるのかを自分なりに分析したり、実際にその先輩と繋いでもらい話を聞いたりすることができました。
 試験の内容は、小論文とグループ面接でした。小論文は特殊だったので国語科の先生が付き添って何度も校閲して対策を練ってくれました。グループ面接は、事前に何度か同級生と先生が手伝ってくれて、対策をしていました。
 知識を持つだけでなく、その場で自分の意見を述べることが求められるので、寮生活での日頃から意見を交換する習慣が役に立ちました。

23年度卒業生 栁舞帆さん

【国立大の総合型選抜】数学問題を解いて試験管に説明する

 父の母校ということもあり、国立の大学受験にチャレンジしようと考えていました。数学が好きだったので数学科に進学しようと考えていたところ、総合型選抜があることを知り、チャンスが増えるならと思い受験しました。共通テストを受けなくても良い試験で、当大学では『光り輝き入試』と呼んでいます。
 試験の内容は、学科試験(数学)と面接がありました。面接といっても、面接官の前で問題を解いて説明する、というものでした。
 寮生活を通してコミュニケーション能力が格段に上がり、さまざまな意見や価値観を見聞きする中で、自分の考えを確立させることができました。その力は受験の自己推薦書や面接に生きた力です。

23年度卒業生 伊藤佳晴くん



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